ここタイム

ワクワク!ドキドキ!気になる!どうしよう!そんな40代主婦の毎日です。

小学校の外国人英語教師 ~ボランティアで授業参加~

 こんにちは。ここです。

 

私は、小学校の英語クラスへのボランティアに参加しています。

その英語授業についてお話したいと思います。

 

学校英語クラスのボランティアとは?

ボランティアの仕事は小学校の英語の授業に一緒に入って、わからない子のサポートをしたり、外国人教師ALT(外国語指導助手)への簡単な通訳をしたりが、主な仕事になります。

 

ボランティアではありますが、少しの報酬と給食が支給されます。

交通費は含まれているので出ません。

 

私は週1回参加して活動しています。

 

小学校では英語専門の教師がいるとは限りません。

小学校の教職員の方々では外国人教師とコミュニケーションを取ったり、子ども達に教えたりが難しいことがあります。

そこで、ボランティアの私たちが、その難しいところをサポートをします。

 

外国人教師のスキル

私が参加している市の小学校は基本、外国人教師が主として教師自身が授業をします。

もちろん全て英語です。

 

しかし!!

外国人の先生たちは子供たちに教えた経験がない方も多く、教え方はその人によります。

 

子ども達にわかりやすい授業ができる方もいれば、

指示がわかりづらく、子供たちがぽか~んとしているなんてこともあります。

 

民間の英語教室とは違い、研修をしっかり受けていないことが多いです。

少しの研修を受けて、現場へ送り出されるようです。

 

日本の英語教育の質を高め、実際に使える英語を学ぶために外国からネイティブの教師をお金をかけて招いて授業をしていただく・・・

 

ネイティブの方から直接英語が学べる、大変ありがたい事業なのですが、技術が伴っていない場合があります。

 

ネイティブに学べは英語が必ずしもできるようになる!いうことではないと思います。

技術を持った日本人教師の方が良いこともあるということです。

 

 外国人教師の学校での立場

実際に接してみて思ったことは、学校にいる外国人のALTの先生たちは孤独だなということです。

 

小学校の先生たちは英語にも自信がない方が多いし、忙しすぎて外国人の先生の話し相手などしている余裕はありません。コミュニケーションを取りたくても取れないのです。

 

ALTの先生達は日本語もほとんどわからない中で一生懸命に授業をしています。

コミュニケーションをあまり取れず、日本語もわからないので

学校で今日はどのようなことが行われているのか、

今あった放送の内容は何なのか

 

など全くわからないのです。

 

ボランティアとしてできること

日本に来ている外国の先生たちは1~2年の短い日本滞在なのですが、できるだけ日本や日本人のことをよく知ってもらって、良い印象を持って帰っていただきたいと思っています。

 

私は、ボランティアとしてその橋渡しができればよいと思っています。

 

「休み時間が終わりました」

などのあまり授業とは関係ないと思われる放送内容や、子ども達が話している内容や、職員室などでの他愛のない話題など、できるだけ通訳するようにしています。

 

それだけで、安心するし、自分もその中の仲間である意識ができると思います。

 

放送内容を英語で話してあげたときに

「ありがとう!!いつも何を言ってるのかなと気になっていたの」

と話をしてくれました。

 

言葉がわからないということは不安にもなります。

日本語だけの社会の中で生活している私たちには気づかない事です。

 

これからも小学校英語ボランティア、日本人の代表として頑張っていきます。